生活習慣チェックの新常識へ

AGEsセンサーのイメージ

光センシング技術により、血液採取をせずに精度の高い最終糖化産物の測定を行うことができます。 心理的な負担が少なく、老若男女問わず簡単に測定していただけます。 時間も数十秒(30〜60秒)で終了します。

予防歯科メンテナンスに通われている方は¥1,000/回(税別)で検査をすることができます。
検査のみご希望の方は¥3,000/回(税別)です。

AGEs(エージーイー 最終糖化産物)とは?

AGEsのイメージ

食事などで過剰に摂取した糖がヒトのカラダを主に構成しているタンパク質と結びつくことで体内に生成される物質で、最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)と呼ばれています。
人の老化現象や健康に関わる物質として、近年研究が進んでおります。

肌・血管・骨なども主に「コラーゲン」というタンパク質からできており、このタンパク質と糖が結びついて糖化が進むと、本来の働きができなくなり、肌のシワや弛み、骨や血管の強さを保つ働きなど、カラダの機能に様々な変化が生じます。

AGEsが蓄積すると色々な不具合が生じます

AGEsスコアは「生活習慣の成績表」

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健康的な生活を送っている人は、加齢にともなうAGEsの蓄積はそれほど多くはありません(健康な老化) しかし、不適切な食生活や生活習慣、運動不足などにより、AGEsの蓄積は急激に増加していきます(不健康な老化)

このため、AGEsは生体内における「生活習慣のバイオマーカー」と言われ、そのAGEsスコアは、いわばその人の「生活習慣の成績表」と言えます。

そして、機能が低下した部位(目・骨・肌・脳など)にはAGEsが多く蓄積していることや、部位(目・骨・肌など)によってはAGEsが悪影響を与えます。
また、AGEsには「架橋形成」「褐色性」といった性質があり、コラーゲンを強く結びつけてしまうため、固く脆くなります。 肌の弾力性が減少し、シワ・たるみ・くすみの原因になることも近年明らかになっています。

AGEsが肌に沈着すると弾力が失われます

AGEsを減らすには?

1.適度な運動 AGEsを貯めにくい体作り

運動をすると糖の消費が促進されることから、定期的な運動はAGEsを貯めにくい体づくりに役立ちます。 また、筋力を増やすことも、基礎代謝が増えるため、日常的に糖が消費されやすくなり、AGEsの低減に効果的です。

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2.バランスのいい食事

現代人は生活が豊かになるにつれて、糖質の摂取量が増えてきたと言われています。
日常的に糖質の摂取量を少なめにすることも大切です。
また、食べる順番を変えるだけでもAGEsケアにつながります。 まず初めに、野菜や海藻・きのこ類から食べる、いわゆるベジタブルファーストを実践することで、体内への糖の吸収を穏やかにすることができます。

野菜や海藻・きのこ類から食べましょう

3.AGEsをケアする食品

食物繊維を多く含む野菜や海藻などはもちろん、豚肉やマグロに多く含まれているビタミンB群、またグレープフルーツや梅干しに多く含まれるクエン酸などもAGEsのケアにはおすすめです。

食物繊維は 野菜・海藻 など ビタミンB群は 豚肉・マグロ など クエン酸は グレープフルーツ・梅干し など